ごあいさつ
院長履歴
昭和52年 埼玉県立熊谷高等学校卒業
同年 昭和大学医学部入学
昭和58年 昭和大学医学部卒業
同年 昭和大学藤が丘病院入局
平成 2年 医学博士
同年 昭和大学藤が丘病院退職
同年 皆成病院院長就任
開院30周年
平成2年(1990年)4月に病院開設にあたり
採用した職員を前に
1.全人的(ホリスティック)で総合的な医療の提供
2.何でもすぐやる態勢
3.臨機応変に小回りのきく病院
4.地域密着型病院
以上を、皆成病院の目標とする事を話しました。
その方針は30年経過した今も変わりありません。
30年前の平成2年はバブル経済が崩壊し、少しずつ暗いムードが漂い始めていました。
平成4年6月に父親が他界し、その後約十年間は病院経営、巨額の借入金、重い相続税等で苦労の連続でした。
40歳の時には無理がたたって大腸憩室炎から広範囲な腹膜炎を起こし、40℃以上の高熱が3日続き1週間診療を変わってもらった事もありました。幸い病気で診療を休んだのはその時だけです。
30年もの永い間こうやって病院を継続できたのも地域の皆様の御理解と御協力、諸先生方の御指導・御鞭撻、そして何にも増して突っ走る私についてきてくれた職員のお陰だと思っています。私が我儘な分、皆成病院の職員は我慢強く、やさしく、理解がある人が多いと思っています。本当にありがとうございます。
深谷市の人口も平成18年(2006年)に約14万8000人をピークに減少し、令和2年(2020年)4月には14万3097人と14年間で約5000人減少しています。深谷市の人口減少の状況下、今年の病院目標を ”縮小時代を生き抜くために一人一人の工夫と全員の協調を” としました。年始に今の新型コロナウイルスの大問題を予想していた訳ではありませんが、この大混乱の時にも着実に、堅実に今後とも職員一丸となって頑張ります。
日常の診療でも患者さんに少しでもよくなってもらう様に笑顔と、私のパワーを送っています。以前、気功をやっている人に私は気が入っていないと言われました。多分、それは私が常に気を出しているから?かもしれません。
今はコロナの問題で、マスク装着のため笑顔が隠されてしまい残念です。
30周年から50周年に向けて、さらに地域で愛される皆成病院づくりを頑張っていきます。今後とも御理解・御協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
私事ですが、病院の事ばかりで何もしてあげられなかった子ども二人も幸い医師となり、それぞれ大学病院と国立病院で働いています。嬉しい限りです。
30周年本当にありがとうございます。
令和2年5月
院長のすすめる新健康10ヶ条(2024.1)
- 明るい笑顔は心の栄養。くよくよ・いらいらは心の毒。
- 心も体も清潔に。タバコは吸わない、酒は控えめ。
- 感謝の気持ちが寿命を延ばし、陰口・悪口は人から嫌われ、寿命を縮める。
- 朝日に向かい、目を閉じ、深呼吸5回。
(息をはいてから、肛門をしめ、下腹に向けてゆっくり吸い込む。)
- 免疫力アップは、小腸を守る事から。消化のよい物を食べ過ぎず。
- 大きく腕振り、もも上げて踵から着地。これで転ばず骨も丈夫。
- 認知症予防には、運動よりも家事・作業(作務)。
頭を使って体も動かす。
- 年齢とともに、ぐっすり眠れない(こま切れ睡眠)。
睡眠薬にたよらず、夜のおともにNHKラジオ深夜便。
- 就寝時、枕もとに新しい水道水。一口ずつで感染予防。
- 悩み事・考え事は夜では暗くなるばかり、朝起きてから明るい心で。